Z薬が認知症患者の骨折、脳卒中リスクに

 認知症患者にはゾルピデムやゾピクロンといったZで始まる非ベンゾジアゼピン系薬、いわゆるZ薬(Z-drug)が処方されることが多い。英・University of East AngliaのKathryn Richardson氏らは英国の住民コホート研究において、高用量のZ薬を処方された認知症患者で骨折や転倒、脳卒中のリスクの上昇が示されたとBMC Med2020; 18: 351)に報告した。