てんかんと睡眠関連疾患の鑑別法を概説
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てんかん発作の発現には概日リズムが影響を及ぼしているが、てんかん患者の10%以上は睡眠中や覚醒直後に発作が起こる「睡眠関連てんかん」とされる(Epilepsy Res 2014; 108: 953-962)。一方で、ナルコレプシー1型など、発作だけで見ると睡眠関連てんかんと混同されやすい睡眠関連疾患もある。関西電力医学研究所睡眠医学研究部客員研究員の茶谷裕氏は、第50回日本臨床神経生理学会(11月26~28日、ウェブ併催)で睡眠関連てんかんおよび、睡眠関連疾患の特性について概説した。