薬剤被覆デバイスが末梢動脈疾患死に関与?
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パクリタキセル被覆バルーンおよびステントを用いた末梢動脈疾患(PAD)の治療をめぐっては、非被覆デバイスによる治療と比べ長期死亡率の上昇が認められたとするランダム化比較試験(RCT)のメタ解析結果が報告され(J Am Heart Assoc 2018; 7: e011245)、安全性に懸念が生じている。このほどスウェーデン・University of GothenburgのJoakim Nordanstig氏らは、同国のPAD患者2,000例超を対象に多施設非盲検RCT(SWEDEPAD試験)で検討した結果をN Engl J Med(2020年12月9日オンライン版)に発表した。