コロナ対策により認知症の症状が悪化
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行拡大に伴う生活上の制限が、認知症患者の療養活動に深刻な影響を及ぼしている。日本認知症学会社会対応委員会COVID-19対応ワーキングチームが全国の同学会専門医を対象に実施した緊急アンケートによると、認知症専門医の4割が、COVID-19の流行拡大後、認知症患者に症状の悪化が認められたと回答した。この調査結果について、同ワーキングチーム/東京大学病院早期・探索開発推進室の新美芳樹氏が、第39回日本認知症学会(2020年11月26〜28日、ウェブ併催)で報告した。