ACC/AHAが心臓弁膜症GLを改訂

 米国心臓病学会(ACC)と米国心臓協会(AHA)は、心臓弁膜症管理ガイドライン(GL)の2020年改訂版をCirculation2020年12月17日オンライン版)とJ Am Coll Cardiol2020年12月17日オンライン版)に発表した。改訂版GLでは、経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)などの低侵襲の治療法が一般的になってきていると指摘し、治療決定プロセスへの患者参加、医師・患者間での意思決定の共有を推奨している。さらに、患者自身が健康状態を管理することや、治療決定のプロセスに患者が関与し、意思決定を医師と共有することも推奨している。(泉知里氏による解説「大動脈弁狭窄症へのTAVI適応拡大は妥当か」)