抗HIV療法後のBMI増加に要注意
- 糖尿病・内分泌
- 感染症
- 腎・泌尿器
- 薬剤情報
- 臨床医学
- その他国内学会
- ヒト免疫不全ウイルス
- 一般内科
- 循環器内科
- 性感染症
- 感染症
- 抗ウイルス薬・抗ウイルス療法薬
- 精神・神経科
- 糖尿病
- 糖尿病・内分泌疾患
- 腎臓内科
近年、抗HIV薬、特にインテグラーゼ阻害薬(INSTI)による体重増加が報告されているが、体重増加と予後との関係に関して一貫した結果は報告されていない。国立病院機構九州医療センター免疫感染症内科医長の南留美氏は、同科でINSTIによる抗HIV療法(ART)を行ったHIV感染例を対象にINSTI開始後の体重増加が予後に与える影響について検討。その結果「ART開始後初期のBMI増加は、その後のさらなるBMI増加、耐糖能異常、腎障害、精神・気分障害発症と関連することが分かった」と第34回日本エイズ学会(2020年11月27日〜12月25日、ウェブ開催)で報告した。