フレイル合併心不全に心リハが有効

 高齢心不全患者ではフレイル合併率が高く、フレイルがあると治療に難渋することが多い。北里大学医療衛生学部教授の神谷健太郎氏らは、現時点で有効な治療法がないフレイルを合併した高齢心不全患者に対して運動を基本とした心臓リハビリテーション(心リハ)が予後改善に有効であることが実臨床で示されたと第24回日本心不全学会(2020年10月15~17日、ウェブ開催)で報告した。