新型コロナワクチンに関する提言を公開

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行拡大を受け、今年(2021年)1月8日、首都圏の1都3県を対象に緊急事態宣言が再発令された。そのような中、流行拡大を食い止める切り札として早期導入を期待されているのが新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンだ。同ワクチンを国の費用負担の下で速やかに接種可能とすべく、昨年12月2日には予防接種法及び検疫法の一部を改正する法律が国会で可決成立、同月9日に施行されるなど、導入に向けた準備が進められている。日本ワクチン学会は1月8日、COVID-19のワクチンに関する提言を公式サイトにて公開した。