超高齢社会で有益な健診項目とは
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超高齢社会においては、健康寿命を延伸して要介護者および要支援者を減らすことが望ましい。健康を保つには生活習慣の改善だけでなく、これまで不可避とされた老化やがんへの対策も行う必要がある。東海大学東京病院院長/健診センター長で同大学健康管理学領域主任教授の西﨑泰弘氏は第61回日本人間ドック学会(2020年11月26〜27日、ウェブ開催11月26日〜12月11日)で講演し、「がん検診の受診率を高め、検査項目に体脂肪率測定を加えることは、筋肉量を推定できる点で有益と考えられる」と述べた。