"血圧の左右差"が死亡、心血管リスクに

 上腕の収縮期血圧(SBP)値の左右差は、全死亡や心血管疾患などのリスクに関連していることが複数の研究で示されている。こうした中、英・University of Exeter Medical SchoolのChristopher E. Clark氏らは、上腕SBP値の左右差が5mmHgを上回ると全死亡や心血管イベントなどのリスクに上昇が認められたとする、24件の研究の参加者計5万3,827例の個人データを用いたメタ解析の結果をHypertension2021; 77: 650-661)に発表した。