発作性AFへのクライオで再発リスク減

 症候性の発作性心房細動(AF)に対する高周波カテーテルアブレーションは、抗不整脈薬よりもリズムコントロール(洞調律維持)に優れていることが複数の試験で示されているものの、クライオアブレーションで検証したデータは少ない。米・Cleveland ClinicのOussama M. Wazni氏らは、未治療の発作性AF患者に対するクライオアブレーションによるリズムコントロールの有効性、安全性を抗不整脈薬と比較したSTOP AF First試験の結果をN Engl J Med2021; 384: 316-324)に発表。クライオアブレーションで再発リスクが減少したと報告した。