NLRC5発現でがん免疫療法の効果を予測

 免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の治療効果を予測するバイオマーカーの探索は多数行われているが、いまだ確立されたものはない。北海道大学大学院免疫学分野免疫学教室教授の小林弘一氏らの研究グループは、免疫系遺伝子であるNLRC5に着目。ICIを用いたがん治療における効果を予測する方法を開発したとSci Rep(2021; 11: 3258)に発表した。