軽症者宿泊施設を全国に先駆け開設

 福井県は昨年(2020年)4月に新型コロナウイルス感染拡大防止対策チーム(以下、対策チーム)を設置し、全国に先駆けて新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染者の一時生活施設(軽症者宿泊施設)を開設した。対策チームの一員である山村修氏(福井大学地域医療推進講座講師)と夛田文子氏(福井県健康福祉部地域医療課)は、これまでの活動について第6回避難所・避難生活学会シンポジウム(1月23日、ウェブ開催)で報告。「軽症者宿泊施設は自宅待機患者の解消、入院患者数増加の低減に貢献できた」と述べた。