前立腺がんへのPSMA標的療法で良好なPFS
- がん
- 腎・泌尿器
- 薬剤情報
- 臨床医学
- 学会レポート
- PSA
- がん
- 前立腺がん
- 化学療法
- 抗悪性腫瘍薬
- 放射線療法
- 放射線科
- 新薬
- 泌尿器科
- 画像診断
- 米国臨床腫瘍学会
- 転移性去勢抵抗性前立腺がん
前立腺がん細胞の表面に高発現する蛋白質である前立腺特異的膜抗原(PSMA)を標的とした診断や治療の開発が進められている(関連記事「PSMA標的療法はmCRPC治療の福音となるか」)。第Ⅱ相非盲検ランダム化比較試験TheraPでは、ドセタキセル耐性転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)患者を対象に、PSMA標的療法の有効性および安全性についてカバジタキセルを対照として検証。中間解析の結果、PSMAを高発現する進行mCRPCに対する有望な治療選択肢となる可能性が示されている。オーストラリア・Peter MacCallum Cancer CentreのMichael S. Hofman氏らは、同試験の最新成績および患者報告アウトカムについて、米国臨床腫瘍学会泌尿器癌シンポジウム2021(ASCO-GU 2021、2月11~13日、ウェブ開催)で発表。良好な無増悪生存が示されたと報告した。