コロナ禍のがん治験・臨床試験への影響は?

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の終息が一向に見通せない中、がん新薬の治験や臨床試験、研究開発も大きな影響を受けている。国立がん研究センター中央病院先端医療科医長の清水俊雄氏は、コロナ禍におけるオンコロジー領域を中心とした国内外での治験や臨床試験の状況を第18回日本臨床腫瘍学会(JSMO 2021、2月18~21日、ウェブ開催)の特別企画において概説した。