結核の終息に向け、今すぐ行動を!

 世界の死因トップ10に入る結核。1997年の世界保健総会で制定して以来、世界保健機関(WHO)は3月24日の「世界結核デー(World Tuberculosis Day)を通じて啓発活動を続けている。今年(2021年)は"The Clock is Ticking(時が刻々と迫っている)"をテーマに掲げ、結核の終息に向けた行動を促している(WHO「World Tuberculosis Day 2021」公式サイト)。なお、3月24日は「コッホの4原則」で知られるドイツの細菌学者ロベルト・コッホが1882年に結核菌の発見を発表した日。