歩道が多いと認知症リスク半減
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日本は先進国の中でも特に歩道設置割合が低いが、そのことで高齢者の健康になんらかの影響を及ぼしているのか。東京医科歯科大学国際健康推進医学分野の谷友香子氏らは、日本老年学的評価研究(JAGES)調査のデータを用いて、自宅の近隣の道路状況と認知症の発症との関連を検討。解析の結果、歩道面積の割合が小さい地域に比べ、大きい地域の住民は、認知症の発症リスクが45%低いと、Am J Epidemiol(2021年2月19日オンライン版)に発表した。