妊娠糖尿病、2つの検診法で転帰に差なし
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全ての妊婦に推奨されている妊娠糖尿病(GDM)スクリーニング検査には、空腹時75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)によるワンステップ方式と、随時50gグルコースチャレンジ(GCT)糖負荷試験の結果が閾値を超えた場合に空腹時100gOGTTを行うツーステップ方式があるが、どちらを用いるべきかについての科学的なコンセンサスはない。米・Kaiser Permanente NorthwestのTeresa A. Hillier氏らは、妊婦約2万4,000例を対象としたランダム化比較試験(RCT)で両方式を比較した結果、周産期合併症リスクに有意差はなかったとN Engl J Med(2021; 384: 895-904)に発表した。