脳梗塞の抗血栓療法、位置付けが明確に

 脳卒中治療ガイドラインが6年ぶりに改訂され、『脳卒中治療ガイドライン2021』として間もなく刊行される見込みとなっている。東京慈恵会医科大学内科学講座脳神経内科・講座担当教授の井口保之氏は、同ガイドラインの脳梗塞領域の主な変更点について、第46回日本脳卒中学会(STROKE 2021、3月11~13日、ウェブ併催)で発表した。今回、急性期および慢性期の抗血栓薬の位置付けがより明確になった。