脳卒中既往の高齢NVAFでイベント発生高率
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高齢化に伴い血栓塞栓症リスクの高い高齢心房細動(AF)患者の増加が予想され、抗凝固療法の重要性が高まっている。国立循環器病研究センター脳神経内科の吉本武史氏らは、多施設前向き観察研究ANAFIE Registryのサブ解析を行い高齢非弁膜症性心房細動(NVAF)患者において脳卒中既往の有無別にイベント発生率を検討した結果をSTROKE 2021(2021年3月11~12日)で発表。「脳卒中既往を有する高齢NVAF日本人患者は、非既往患者と比べて脳卒中/全身性塞栓症、大出血、頭蓋内出血、全死亡の発生率が高かった」と報告した。