新型コロナ併発の脳卒中は転帰不良傾向
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新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の世界的な流行開始当初の昨年(2020年)3月、中国・武漢市からCOVID-19重症患者の5.7%が脳卒中を発症したとの報告がなされた(JAMA Neurol 2020; 77: 683-690)。これを受け、日本医科大学神経内科学准教授の西山康裕氏らは、翌月に国内多施設共同で「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に脳卒中を発症した患者の臨床的特徴を明らかにする研究」を開始。こうした患者は転帰不良の傾向が見られたとの現状を、第46回日本脳卒中学会(3月11~13日、ウェブ併催)で報告した。