日本脳炎ワクチン2回接種までを優先に

 日本脳炎ワクチンの製造販売元の阪大微生物病研究会は、製造上の問題が認められたとして今年(2021年)4月以降、ワクチンの出荷を停止すると発表。供給量の減少により出荷量の調整が見込まれている。この事態を受け、日本小児科学会予防接種感染症対策委員会は昨日(3月23日)、同ワクチンが安定供給されるまでの対応策として、未接種者または1回接種者を優先するよう促している。