東京五輪、BMJが今夏開催に警鐘
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BMJ誌は4月14日、今年(2021年)7〜9月に予定されている東京オリンピック・パラリンピック競技大会について、開催を再考するよう促す論考を掲載した。「日本政府は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)克服の象徴として安全かつ確実に開催すると主張し、国際オリンピック委員会(IOC)も支持している。しかし、リスクとベネフィットに関する透明性が担保されておらず、オリンピックのような大規模国際イベントはいまだ安全でも安心でもない」と警鐘を鳴らしている(BMJ 2021年4月14日オンライン版)。現在、日本では聖火リレーが実施されているが、大都市圏を中心にCOVID-19の感染者数が急増しているため、今夏の開催をめぐり国内外からは懸念の声が寄せられている。