コロナ外来PCR、プール方式でも高い診断精度

 香港・University of Hong KongのNicole N Y. Tsang氏らは、外来で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)検査に用いられた各種検体採取法の診断精度に関するシステマチックレビューおよびメタ解析を実施。欧米を中心とする23研究1万6,000検体超を解析した結果、鼻咽頭スワブをゴールドスタンダードとして比較した場合、プール方式の鼻腔および咽喉スワブでも良好な診断精度が得られたとLancet Infect Dis2021年4月12日オンライン版)に発表した(関連記事「PCR検査の感度は90%と高精度」「どう使う?鼻腔検体でのコロナ検査が可能に」)。