メサラジン不耐症、半数が4週未満で発症
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メサラジンは炎症性腸疾患(IBD)のキードラッグであるが、腹痛・下痢・発熱などのIBD類似症状を呈する不耐症を引き起こすことがあり、臨床医を悩ます問題となっている。久留⽶⼤学⼩児科の⼭川祐輝氏、同科講師の⽔落建輝氏らは同科の小児IBDを対象にメサラジン不耐症の臨床像を検討した結果、「メサラジン不耐症の発症率は11%で、半数が内服開始後4週未満で発症していた」と第124回日本小児科学会(4月16~18日、ハイブリッド開催)で報告した。