術後予後の高齢者向け予測指標を特定
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関西医科大学外科学講座診療教授の海堀昌樹氏らは、高齢肝がん肝切除術症例を対象に高齢者総合機能評価(CGA)の各指標を検討した結果、予後予測に有効な指標としてG8スコアを特定した。高齢者の手術予後を予測するのに年齢に基づくことが多いが、身体機能の個人差が大きく有用とは言い難かった。今回の指標を使えば、術後の予後が良好な症例をスクリーニングできる上、指標の維持・改善により生存期間の延長が期待できる。詳細はCancers(2021; 13: 842)に報告された。