2剤以上のbDMARD無効例にJAK阻害薬が有効

 関節リウマチ(RA)の薬物療法においては、2剤以上の生物学的製剤(bDMARD)に治療抵抗性を有し、対応に難渋するケースを経験することがある。青森県立中央病院リウマチ膠原病内科部長の金澤洋氏は、このような症例(D2T-RA)に対するJAK阻害薬の有効性を検討。高い寛解率や低疾患活動性達成率が得られたと第65回日本リウマチ学会(4月26~28日、ウェブ開催)で報告した。