カスタム心リハがフレイル高齢心不全に有効

 カスタマイズした心臓リハビリテーション(心リハ)の早期実施が、急性非代償性心不全(ADHF)で入院した高齢患者の身体機能改善に有効であることが分かった。米・Wake Forest School of MedicineのDalane W. Kitzman氏らは、ADHF入院患者を対象にフレイル高齢者用心リハプログラムの安全性と有効性を検討した多施設ランダム化比較試験(RCT)REHAB-HFの結果を米国心臓病学会(ACC.21、5月15~17日、ウェブ開催)で発表した。詳細はN Engl J Med2021年5月16日オンライン版)に同時掲載された。