低用量アスピリンでも心血管リスク不変
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米・Duke UniversityのW. Schuyler Jones氏らは、動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)患者1万5,000例超を対象に、アスピリンの低用量(81mg/日)投与と高用量(325mg/日)投与の有効性と安全性を検討する非盲検実用的ランダム化比較試験を実施。その結果、心血管イベントおよび大出血のリスクに関して両群で有意差がなく、長期アドヒアランスは低用量群で良好だったとN Engl J Med(2021年5月15日オンライン版)に発表した。