Luminal型乳がんへの術前非化学療法、長期予後も良好
- がん
- 女性疾患・周産期
- 薬剤情報
- 臨床医学
- 学会レポート
- がん
- 乳がん
- 乳腺
- 化学療法
- 手術
- 抗悪性腫瘍薬
- 欧州臨床腫瘍学会
- 産婦人科・婦人科
- 術前・術後管理
新規に診断されたⅡ~Ⅲ期閉経後乳がんで、Luminal Aリンパ節転移陽性またはLuminal Bの患者を対象に、アロマターゼ阻害薬レトロゾール+CDK 4/6阻害薬パルボシクリブ併用の有効性および安全性を第三世代化学療法を対照に検証した第Ⅱ相試験NeoPALでは、既に主解析の結果が報告され、残存腫瘍量(RCB)の各分類の達成率に両群で有意差がなかったことが示されている。フランス・Gustave RoussyのSuzette Delaloge氏らは、今回、3年時の無増悪生存(PFS)と無浸潤生存率(iDFS)などの成績についても有意差がなかったことを欧州臨床腫瘍学会乳がん学会議(ESMO Breast Cancer 2021、5月5~8日、ウェブ開催)で発表した。