GLSを指標にSGLT2阻害薬で心房細動抑制
- 循環器
- 糖尿病・内分泌
- その他国内学会
- ダパグリフロジン
- 内分泌疾患全般
- 医療機器
- 循環器内科
- 循環器疾患全般
- 心不全
- 心房細動
- 画像診断
- 糖尿病
- 脂質異常症
- 高血圧
日本では、高齢者人口の増加により「心不全パンデミック」といわれる心不全患者の顕著な増加が見込まれており、器質的心疾患のないステージAの段階から発症抑制への取り組みが求められている。第32回日本心エコー図学会(4月23~25日、ウェブ開催)で、神戸大学大学院循環器内科学講師の田中秀和氏は「心エコー検査における長軸方向のストレイン(global longitudinal strain;GLS)の低下は心筋の組織学的機能低下を反映している。糖尿病などの基礎疾患を有する心不全患者に対し、GLSガイド下で適応を見極めてSGLT2阻害薬を投与すれば、新規の心房細動(AF)発症が抑制できると考える」と述べた。