阻害経路共有のRA薬同士のスイッチは有効?
- リウマチ・膠原病
- 薬剤情報
- 学会レポート
- IL-6阻害薬
- JAK阻害薬
- ウパダシチニブ
- サリルマブ
- トシリズマブ
- トファシチニブ
- バリシチニブ
- フィルゴチニブ
- ペフィシチニブ
- メトトレキサート
- リウマチ
- リウマチ・膠原病科
- リウマチ学会
- リスクマネジメント
- 免疫抑制薬
- 抗リウマチ薬
- 日本リウマチ学会
- 関節リウマチ
わが国の関節リウマチ(RA)診療ガイドラインの治療アルゴリズムでは、生物学的製剤(bDMARD)とJAK阻害薬を同列に位置付け、効果不十分例には薬剤を相互にスイッチする手順を盛り込んだ。しかし、インターロイキン(IL)-6阻害薬とJAK阻害薬は共通経路を阻害する。岡山赤十字病院(岡山市)膠原病・リウマチ内科部長/自己免疫疾患センターセンター長の小山芳伸氏は、両薬剤投与後の遺伝子発現量を検討。両薬剤による末梢血遺伝子発現量は異なっており、効果不十分例において相互スイッチは選択肢になりうると第65回日本リウマチ学会(4月26~28日、ウェブ開催)で述べた。