リアルワールドデータで新エビデンス続々

 健診データ、診療報酬請求書、処方データ、介護保険データといったリアルワールドデータ(RWD)は、目的に応じ組み合わせて解析することで、さまざま疾患の未知の危険因子や新たな関連性を解明できる。新潟大学大学院血液・内分泌・代謝内科学分野教授の曽根博仁氏は、自験例を中心としたRWDの解析結果を多数提示。耐糖能と収縮期血圧(SBP)、心血管疾患リスクの関連性などの新知見を第64回日本糖尿病学会(5月20~22日、ウェブ開催)で報告した。