世界の喫煙者増加傾向―上位10カ国に日本も

 米・University of WashingtonのMarissa B. Reitsma氏らは、世界疾病負担研究(GBD)2019の一環として、1990~2019年の204カ国・地域における喫煙の動向を解析した最新の研究結果をLancet2021年5月27日オンライン版)に発表した。世界の喫煙者数は増加を続けており、2019年の喫煙者数は11億4,000万人、喫煙による死亡者数は769万人に上った。また、喫煙者数の上位10カ国には日本も含まれ、この10カ国で世界の喫煙人口の約3分の2を占めていた(関連記事「【動画】世界禁煙週間に届けたい5つのメッセージ」)。