肝がん治療の有効性を予測する3要因

 肝がんは再発しやすく予後不良である。進行した肝がんには分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬を軸とした薬物療法が行われるが、事前に治療効果を予測するのは難しい。近畿大学消化器内科教授の西田直生志氏らは、肝がんに対する免疫チェックポイント阻害薬の有効性に関わる要因を検討。その結果、治療の有効性を予測しうる3つの要因を特定したと、Liver Cancer2021年6月9日オンライン版)に発表した。