受動喫煙でRA発症リスク上昇
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喫煙は関節リウマチ(RA)の最も確立された危険因子だが、受動喫煙の影響は明らかでなかった。フランス・Université Paris-SaclayのYann Nguyen氏らは、同国の女性約1万人を対象に小児期/成人期の受動喫煙への曝露とRA発症リスクの関係について前向きコホート研究E3N-EPICで検討。その結果、「受動喫煙によりRA発症リスクが上昇することが示された」と欧州リウマチ学会(EULAR 2021、6月2~5日、ウェブ開催)で報告した。同氏は「RA予防のため、受動喫煙は可能な限り回避すべき」と述べている。