新規GLP-1受容体作動薬が心・腎に有効
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2型糖尿病治療に用いられるGLP-1受容体作動薬には、心血管や腎への保護作用が期待されており、複数の臨床試験が進行中である。カナダ・McMaster UniversityのHertzel C. Gerstein氏らは第81回米国糖尿病学会(ADA 2021、6月25~29日、ウェブ開催)で、心血管疾患および腎疾患に対するexendin-4由来の新規GLP-1受容体作動薬efpeglenatideの有効性と安全性を検証した国際第Ⅲ相ランダム化比較試験AMPLITUDE-Oの結果を報告。2型糖尿病患者の主要心血管イベント(MACE)および腎イベントの有意な抑制が示されたと発表した。なお、同試験の結果はN Engl J Med(2021年6月28日オンライン版)に同時掲載された。(関連記事:「糖尿病の心血管予防、どちらの薬剤が有効?」)