2型糖尿病に基礎インスリン+GLP-1が有効
- 糖尿病・内分泌
- 学会レポート
- 内分泌疾患全般
- 新薬
- 第Ⅲ相試験
- 米国糖尿病学会
- 糖尿病
- 糖尿病・内分泌疾患
- 糖尿病治療薬
基礎インスリン製剤で血糖コントロールの改善が得られない2型糖尿病患者に対しては混合型インスリン製剤への切り替えが考慮されるが、投与回数の増加に加え、低血糖、体重増加といった副作用に注意が必要である。米・Dallas Diabetes Research CenterのJulio Rosenstock氏は、持効型溶解インスリン製剤グラルギンとGLP-1受容体作動薬リキシセナチドの配合注射薬iGlarLixiについて、有効性および安全性を混合型インスリン製剤BIAsp30とhead-to-headで比較する第Ⅲ相多施設非盲検ランダム化比較試験SoliMixを実施。HbA1cについて、BIAsp30に対するiGlarLixiの非劣性および優越性が認められたと、第81回米国糖尿病学会(ADA 2021、6月25~29日、ウェブ開催)で報告した。(関連記事:「インスリン/GLP-1配合注射薬の実力」)