就寝前カロリー摂取で肝硬変の生存率改善

 慢性的にエネルギーが欠乏する肝硬変患者では早朝空腹時に飢餓状態に陥るが、それを補正するため日中の摂取カロリーを減らして就寝前に約200kcalを摂取するlate evening snack(LES)が推奨されている。岐阜大学病院第一内科の華井竜徳氏は「就寝前のカロリー摂取により生存率が改善された」と第57回日本肝臓学会(6月17〜18日、ウェブ併催)で報告した。