わが国における乳房予防切除の実情を探る
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リスク低減乳房切除術(RRM)は、BRCA1/2 生殖細胞系列の病的バリアント(変異)に代表される遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)に対する乳がん発症抑制策の1つである。HBOCと診断され乳がんや卵巣・卵管がんを発症した患者に対し、昨年(2020年)4月に保険収載された。国立病院機構四国がんセンター乳腺外科がん診断・治療開発部長の大住省三氏は、保険収載以前のRRM実施状況および患者背景別に見た実施率などについて第29回日本乳癌学会(7月1〜3日、ウェブ併催)で報告した。