マグネシウム静注で小児喘息の入院減少せず

 カナダ・University of TorontoのSuzanne Schuh氏らは、2011~19年に同国の7施設で中等症~重症喘息の小児816例を対象に行われた二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験(RCT)の二次解析を実施。その結果、救急治療室(ER)において初期安定化治療の後にマグネシウム(Mg)静注療法を受けた患児では、受けなかった患児と比べて入院率が高かったとJAMA Netw Open2021; 4(7): e2117542)に発表した。