抗体カクテル、コロナ家庭内感染を予防
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への日本における4番目の治療薬として登場した、モノクローナル抗体カシリビマブ(遺伝子組み換え)/イムデビマブ(遺伝子組み換え、商品名ロナプリーブ点滴静注セット)の抗体カクテル療法。軽症例への投与も可能であり、非感染者への予防効果も期待されていることから、COVID-19対策の切り札と捉える声もある。米国のバイオテクノロジー企業Regeneron PharmaceuticalsのMeagan P. O'Brien氏らは、家庭内での新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染に対する抗体カクテル療法の予防効果を検証する二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験を実施。プラセボ群に比べて感染が約81%抑制されたと、N Engl J Med(2021年8月4日オンライン版)に報告した。