アトピーに最強の経口薬ウパダシチニブ
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米・Oregon Medical Research CenterのAndrew Blauvelt氏らは、全身療法の対象となる中等症・重症の成人アトピー性皮膚炎患者692例を対象に、経口JAK阻害薬ウパダシチニブとヒトモノクローナル抗体デュピルマブで安全性と有効性を直接比較する第Ⅲb相多施設二重盲検ダブルダミー実薬対照ランダム化試験Heads Upを実施。その結果、皮疹の消失と痒みの改善において、ウパダシチニブのデュピルマブに対する優越性が示されたとJAMA Dermatol(2021年8月4日オンライン版)に発表した。ウパダシチニブは国内で昨年(2020年)10月にアトピー性皮膚炎に対する適応追加の申請が行われており、早ければ年内に承認される見通しだ。