ワクチン、青少年の副反応の1割が重篤

 米疾病対策センター(CDC)COVID-19 Response TeamのAnne M. Hause氏らは、米国でファイザー製の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンを接種した12~17歳の青少年に発現した副反応9,246件のデータを解析。9.3%が心筋炎(4.3%)を含む重篤な副反応だったとMMWR Morb Mortal Wkly Rep2021; 70: 1053-1058)に発表した。米国予防接種諮問委員会(ACIP)は、ワクチン接種のリスク・ベネフィット評価からベネフィットが心筋炎のリスクを上回ると結論し、引き続き12歳以上の全国民に対するファイザー製ワクチンの接種を推奨するとしている。