東京のコロナ新規感染、20歳未満が2割弱に

 東京都が昨日(9月2日)に開催した第61回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議の報告によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)罹患者に占める20歳未満(10歳未満および10歳代)の割合が4週間連続で増加しており、直近の今年(2021年)8月24~30日の報告では新規新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)陽性例全体の2割近くまで拡大していることが判明した。会議では「新規陽性者は若年・中年層中心へと変化した。インド型変異(デルタ)株などの感染力は強く、感染の中心である10歳未満、若年層を含めたあらゆる世代が感染リスクを有しており、新学期を迎えた学校生活での感染防止対策の徹底が求められる」と警鐘を鳴らしている。