長寿には7時間睡眠

 寝過ぎも寝不足も死亡の行動危険因子となりうる。国立がん研究センター社会と健康研究センターのThomas Svensson氏らは、東アジアの男女32万例超を含む9件のコホート研究のデータを用いて、睡眠時間と死亡との関連を男女別に解析。その結果、7時間睡眠と比べ、その他の睡眠時間では死亡リスクが有意に上昇すること、性は睡眠時間と死亡の関連に影響する修飾因子で、年齢は男性のみで修飾因子となることが分かったと、JAMA Netw Open2021;4:e2122837)に発表した。