妊婦に禁忌の制吐薬、胎児に影響及ぼさず
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妊婦に投与禁忌とされる制吐薬ドンペリドンを妊娠に気付かずに服用し、その後、妊娠が判明し不安を抱える例が後を絶たない。虎の門病院(東京都)薬剤部の菱沼加代子氏らは、国立成育医療研究センターと共同で両施設が保有するデータを解析。妊婦が同薬を服用しても胎児の催奇形性リスクは増加しないとの結果を、第61回日本先天異常学会(8月7~8日、ウェブ開催)で報告した。詳細は、J Obstet Gynaecol Res(2021; 47: 1704-1710)に発表された。