歩行能力やフレイルをロボットで改善

 ロボット技術は、幅広い分野で人手不足の解消や過重労働からの解放、生産性の向上など社会的課題を解決する目的で使用されている。国立長寿医療研究センター副院長/リハビリテーション科部長で藤田医科大学客員教授の近藤和泉氏は、リハビリテーション(以下、リハビリ)や認知症を中心とする介護現場で使用されている医療用ロボットの活用と有用性について、第21回日本糖尿病インフォマティクス学会(8月28~29日、ウェブ併催)で発表した。