糖尿病性足潰瘍に新規MΦ調節薬が有望

 台湾・Chang Gung Memorial HospitalのYu-Yao Huang氏らは、糖尿病性足潰瘍(DFU)患者236例を対象に、新規マクロファージ調節薬ON101と吸収性ドレッシング材の治療成績を比較する第Ⅲ相ランダム化比較試験(RCT)を実施。その結果、吸収性ドレッシング材群に対するON101群のDFU完全治癒発生のオッズ比(OR)は2.84と、優れた治癒効果を示したことをJAMA Netw Open2021; 4: e2122607)に発表した。