化粧美容で認知症患者の症状が改善
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認知症は世界的に有病率が高く、治療薬の開発が行われる一方で、非薬物療法による症状改善効果が期待されている。岡山大学病院脳神経内科の田所功氏らは、非薬物療法のうち化粧美容療法に着目。認知症患者をスキンケアのみを行う群と、それに化粧を併用する化粧群に分け認知症の症状を評価した結果、化粧群では短期的に行動・心理症状(BPSD)が、長期的には中核症状がいずれも有意に改善したと、第11回日本脳血管・認知症学会(8月28日、ウェブ開催)で報告した。